これはヒドい…

事務局からのファクスです

事務局からのファクスです

先週土曜日、11月29日の午前中。尼崎で開催されていた学習会に参加している時に携帯に着信が。見ると「議会事務局」…「えっ?土曜日なのに??」と思い、慌てて室外に出て電話を取ると「昨晩の労使交渉で妥結に至らず越年協議ということで労使が合意したので、月曜日に追加議案は出ません。」とのことでした。帰宅すると同様の趣旨のファクシミリも届いていました。

人事院勧告が出たことに伴う労使交渉では26日の妥結を目指していたようですが、28日の夜まで交渉が断続的に続けられたようです。

人事院勧告、というのは一般職の国家公務員を対象に行われるものですが、地方公務員もこれに準拠します。今年は2007年以来のプラス勧告となっており、そのまま実行されると4月にさかのぼって給料は0.3%、ボーナスは0.15%の引き上げとなります。しかし、来年度からは“給与制度の総合的見直し”という項目で俸給が平均2%引き下げられます。色々とややこしい条件もあるのですが、結局、そのあたりで組合と当局は折り合えなかったようです。

しかし!日曜日の昼過ぎにまたまた議会事務局から電話が入りました。今度は「状況は良くわからないながら月曜日は追加議案が出るかも知れない、ということです。」…なんで???労使の合意はどうなった???

行ってみてビックリ!なんと市長は労使の約束を一方的に反故にして議案を提出してきたのです!

交渉に当たった総務部長や人事課長は、そして組合の役員は、いったい何のために日夜話し合ったのでしょう。市長として、というより人として、これは禁じ手なのではないでしょうか。

結局、月曜日は議会運営委員会ののち総務文教委員会が開催され、市長から新たに出された議案が審議されました。経緯について「どういうことでこのような展開になったのか」「交渉に当たった職員が勝手に合意してきたということか」と市長に質しました。答弁は「あの時点で先送りとなったことは事実」「部長の判断は市の判断」と言い、いつもと同様で質問とは関係のないことを長々と答弁されるのみで納得のできる答弁はありませんでした。このような朝令暮改があると職員との信頼関係が構築できないのではないか、との危惧を伝えました。

共産党の出川議員が継続審議を提案されたので賛成したのですが賛成は出川氏と私だけ。で、否決。

議案の内容的には今年度の補正予算なので職員にプラスになる中身が殆どだったのですが、その中に議員の手当の増額も含まれています。さすがに経緯から言ってもこれに賛成は出来ないということで、議員手当の部分と職員にマイナスになるので合意できていない部分を削除した修正案を出しましたがこれも賛成は2人だけで否決。原案が可決となり、職員には今年度は差額が支給され、議員はこの冬のボーナスで9万円強の手当の増額があるようです(支給はボーナスには間に合わず年末になるようです)。これは受け取るわけにはいきません。が、市に返すというのは公職選挙法で禁じられた「寄付行為」にあたります。良い手はないものか、思案中です。

いずれにしても、まだ委員会で可決された段階です。本会議で審議されるのは明後日の午前中になりそうです。是非傍聴にお越しください。その日の午後は一般質問になり、私にも順番が回ってくるかもしれません。こちらも傍聴をお願いしますm(__)m

ともあれ、この度の「市長の卓袱台返し」には呆れました。

 

 

 

 

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