大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

第3回子育て会議

2014年06月02日

「会議資料は配布いたしません」と、きっぱり!変ですよね。

「会議資料は配布いたしません」と、きっぱり!変ですよね。

今日は、第3回子ども・子育て会議の傍聴に行きました。この会議は来年度からの高石の保育や幼児教育の方針を決定する大切なもの。にも関わらず傍聴者には資料を配布も貸出もしない、という信じられない対応。情報は市民のものです。市民の税金を286万円も使って子育てニーズ調査委託をしているのに、その結果を傍聴に行った市民にも示さない、というのは行政としてあり得ないと思います。会議の次第すら配布されず。酷い対応です。   さて、来年4月からの新しい子育て制度の実施に向けて、この会議で条例案が話し合われ9月議会に上程される予定だそうです。しかし、今日の会議では調査結果のうち最も重要な自由記述欄の集約が出来ていない、ということで肝腎の保護者ニーズの内容が示されず、ほとんど条例についての話し合いをすることは出来ないようでした。委員の方々もお忙しい中を集まって下さっているのに、申し訳ないことです。   次回会議は8月28日か29日だそうですが、9月議会の議案発送は9月4日。会議が終わってたった3~4日しかないのでは、会議で出された様々な意見を行政内部で話し合う十分な時間は確保できないのではないか、と会議の形骸化を危惧します。  他市では条例案を策定するにあたりパブリックコメントを実施しているところが多数あります。条例には新しく始まる地域密着型保育の設置基準など、子どもの生活に直接かかわる重要なことが多数盛り込まれます。高石市の今のスケジュールではパブコメは到底無理でしょう。本当に子どものことを大切にしない市だと残念に思います。
ページのトップへ戻る