大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

臨時議会

2014年03月26日

昨日、25日は臨時議会でした。 議案は 第1号高石市消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について 第2号高石市副市長の選任について の2つでした。 第1号については、いくつか質問をして賛成しました。高石市消防団というのは、ご記憶の方もいらっしゃると思いますが阪口市長が平成16年12月議会に消防団の議案を出したところ議会で大きく揉め、市長の辞任にまで発展し再選挙まで行われたものの対立候補は出馬せず無投票再選となり、その後の議会で消防団の設置が認められた、という経緯がありました。 そもそもは国民保護法によって消防団が住民の避難誘導を担うということが規程されたことから、消防団未設置の市町村に対し国から設置するようにとの働きかけがあったことでの平成16年の議案提出だったようです。 その後、平成18年2月5日に正式に発足となり現在に至っています。高石市では50人定員で48人が活動して下さっています。消防団員は非常勤の公務員との位置付けで、普段の訓練や災害時や有事の際の避難誘導、消防事務に従事するという任務があるものの、待遇面では報酬の年額が一般団員で35000円と決して多くはなく、また認知度も高いとは言えない状況です。市としては自主防災組織との連携も視野に入れているということで益々その任務は重要になると思います。この度の条例で退職報酬は上がるものの十分とは言い難く、市としても消防団員への待遇改善や認知度のアップに取り組んで頂きたい、と申し上げました。 議案2号の副市長人事については、現在高石市には国土交通省から1人、大阪府から1人の2人の副市長が居ますが、そのうち大阪府からの副市長が2年の任期を終え交代するという議案でした。しかし、そもそも高石市のように人口が58000人の市に副市長は2人も不必要だと思います。仮にどうしても2人というなら、どちらかは庁内からの登用にするべきです。平成23年12月に副市長条例を2人に改正する際からずっと申し上げてきているにも関わらず今回も同様の議案が提出されたため、反対しました。 以上、2つの議案はいずれも可決され、臨時議会は午前中で終了しました。  
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