大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

堺泉北港基幹的広域防災拠点へ

2014年02月06日

海水を飲料水にする機械など様々な機材がありました

海水を飲料水にする機械など様々な機材がありました

ちょうど一週間前の1月30日木曜日午前中に、他市の議員さんたちと一緒に堺市匠町(臨海工業地帯の先端部分。Jグリーン近く)にある「堺泉北港基幹的広域防災拠点」に行って担当者の説明を聞き、施設を見学させて頂きました。ここは国の施設です。阪神大震災の教訓をもとに平成13年に小泉首相の都市再生プロジェクトの一環として計画され、平成15年に整備基本計画策定、平成19年に決定し平成20年着工。平成24年4月1日より供用が開始されたそうです。総工費は187億円!海水淡水化装置なども備え、主には1万人規模の広域支援部隊のベースキャンプになることが想定されているということでした。海上輸送およびヘリコプターで空輸されてきた救援物資の0次中継地点としての機能もあり、ここから1次中継所に運ばれるということでした。ここは普段は緑地として市民に開放されています。お話を伺った支援施設棟は地下60メートルまで杭を打ってあるそうです。 午後からは堺市役所において、堺市の危機管理担当の職員の方々からハザードマップや要支援者リストの作成など、堺市で取り組まれている事業についてを伺い、いくつか質問もさせて頂きました。 ハザードマップは市の広報と一緒に業者に委託してすべての世帯に配布されている、ということです。高石市は自治会に入っている世帯にしか配布されないんです、と言うと他市の議員さんから「信じられない!酷いですね!!」と言われました。本当に酷いです…。また、堺市は福祉避難所として76か所を指定していて、そのうち67施設は民間福祉施設だそうです。そのうち10か所で開設・運営のシミュレーションも既にされている、ということで、着々と準備を進められている様子に感心しました。 今月末から始まる予算議会では、高石市での対策についてもきちんと確認しようと思います。  
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