大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

第88回近畿市民派交流・学習会

2013年08月24日

少し前の話になりますが、8月6日は明石市で開催された学習会に参加しました。…明石市は遠かった…。明石海峡大橋よりも西側に会場はありました。
秦野市の職員さんから仕事に掛ける熱意が伝わってきました!

秦野市の職員さんから仕事に掛ける熱意が伝わってきました!

内容は、政治倫理条例を30年前に日本で初めて制定した堺市の議員で、当時政治倫理条例制定の直接請求運動を提唱した長谷川俊英堺市議のお話が午前中にあり、午後からは公共施設白書を作成し、昭和50年代に一斉に整備されたハコモノを「ストック」「コスト」「サービス」の面からとらえなおし、市民と共に公共施設の更新問題に取り組む秦野市の職員さんのお話がありました。 長谷川議員のお話は、堺市で1983(昭和58)年に施行された政治倫理条例が国会にも波及し、1993(平成5)年の「政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開に関する法律」施行に結びついたことや、堺市では倫理調査会に公募・抽選で市民が参加されていることなど、素晴らしいと思うことが沢山ありました。 また午後からの秦野市の職員さんのお話も、高石市も公共施設白書の作成が是非必要だと思いながらお聞きしました。温水プールのボルトが錆びて落下するまで放置しておく高石市では、市民は安心して暮らせません。しっかりと公共施設の現状を調査し、今後を考える手段としての白書の作成を求めたいと思います。講師の方のお話では、白書の作成はコンサルタントに任せるのではなく、職員が市民と共に作り上げることが大切、ということでした。高石市では何でもコンサルコンサルで、たとえばバスターミナルを羽衣駅から高師浜駅に移転させる計画についてもコンサルを入れていますし、伽羅橋駅にスイーツ街(スイーツに限定はしないようですが)を造る計画もコンサルが入っています。 公共施設の更新問題は、今後の市民生活に深くかかわる問題です。コンサルに頼むのではなく、市の力でしっかりと現状を把握し、公表し、市民の声を聴きながらも毅然として取り組んで頂きたいと思います。 学習会終了後は各地から来られている議員や市民の皆様との交流会に参加し、有意義な情報交換をさせて頂きました。
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