福島県からの…

先週の水曜日、4月17日に京都府長岡京市で開催された「市民派議員学習・交流会」に参加してきました。

その中で、福島県から子どもさんを連れて避難して来られている2名のお母さんのお話を伺いました。

何度も涙が溢れるのを抑えることが出来ませんでした。

お一人は「郡山市に住んでいた。震災後のゴールデンウィークに初めて子どもを連れて京都の親戚の家に『保養』に来た。すぐに帰るつもりだった。しかし、京都でテレビを見て、その内容に驚愕した」

ということから話し始められました。私は「福島では震災の話ばかりなのに、京都は呑気にお笑い番組をやってた、とかいうことかしら」と思って聞いていたら次の言葉に頭を殴られたようなショックを受けました。

「関西のローカルテレビでは、今回の原発事故はチェルノブイリを超える過酷なもので放射線の影響は計り知れない、住んでいる人たちを避難させなければならない、ということを図やデータの表を使って繰り返していた。福島では『きょうはどこの道が通りました』『どこの小学校が授業を再開する予定です』『復興に向かって頑張りましょう』という内容ばかりだった。余りの情報の落差に身が震えた。生まれて5か月の息子と2歳の娘を連れて帰るわけには行かなかった」とおっしゃったのです。そんなことになっていたとは全く知りませんでした。

もうお一人は「自宅付近の空間線量が2,2μSV/H(1時間に2,2マイクロシーベルト)だった。0,6で放射線管理区域なのに。でも、痛くもかゆくもない。危険だと誰も教えてくれなかった。様々な情報を知るにつれて、ここで子どもは育てられない、と小2、中1、中3の子どもを説得して大阪に来た。でも子どもは福島の方が空気がきれい、と帰りたがる。高2の娘は説得することが出来なかった。もっとちゃんと国も県も情報を教えて。福島では危険性を言うと周囲から煙たがられる。もう安全、と地元の食材を給食に使っている。でも気づいた人がこまめに動くしかない、と思って頑張っている」というお話をして下さいました。

とてもすべてを伝えることは出来ません。私は何が出来るのだろう…。とにかく今現在、避難してる方々が居ること。国も県も何もしてくれないこと。でも避難されている方々はとても遠慮して暮らしていること。このことを伝えよう、と思いました。また「自主避難」という言葉が本質を見失わせている、「区域外非難」もしくは「広域避難」と呼ぶ方が実態を表す、と支援者の弁護士が仰ってました。

長くなりました。少し心に留めて頂けたら、と思います。

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