大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

高石市に劣化ウラン44トン!

2012年06月14日

今日で第2回定例会(6月議会)は全て終了しました。 昨日の委員会での出川議員の質問で明らかになったのですが、高石市の臨海部の企業に劣化ウランが44トン保管されているそうです。劣化ウラン(DU)の放射線量は14,8ベクレル/㎎とIAEAのウェブサイト(を日本語に翻訳したサイト)に書いてありました。総ベクレルの計算は単に掛け算をすればよいのかどうかが不明なので、確認してから掲載します。 ・・・ということなので、本日の一般質問で「高石市に放射線測定器を購入して欲しいが検討しているか」と聞きました。すると担当課長は「検討する」と答弁したのに、市長が部長に何事かをささやき、部長は「さきほど課長は検討する、と言ったが、堺市消防局に放射線測定器があるので、そちらで対応する。(ので、高石市で購入はしない。)」との答弁をしました。しかし、消防業務の委託契約の中に放射線の測定業務は明記されていません。(44トンの劣化ウランは厳重に保管されていて、放射能漏れが起こることはないそうです。) 実は高石市で放射線測定器を買ってほしい、と私が要望したのは昨年の6月議会です。高石市の臨海部で放射能に汚染された中古車が見つかった事件がきっかけでした。9月議会でも要望し「高石市単独での購入は研究、検討している」との答弁を頂いています。それなのに、なぜ今日は「買わない」という答弁をさせたのでしょうか。 放射線測定器は買わないのに、市長公用車を新規購入されます。300万円弱のプリウスだそうです。 阪口市長は高石市民の安心・安全を守るための放射線測定器は買わない。自分のための車は買う。 まさしく本末転倒と言わざるを得ません。何のための、誰の為の市政運営なのか、と本当に残念に思います。
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