羽衣保育所廃止の予算審議

本日は補正予算の審議でした。この補正予算に羽衣保育所の突然の廃止・民営化の為の選考委員会の予算が計上されていました。あまりにも急な廃止なので、どこで決まったのか、と確認すると5月30日の行財政改革推進本部の会議とのこと。そこには昨年の「保育のありかた検討委員会」の資料を出して審議したのか、との質問には「資料は出していない」・・・では何を基準に羽衣保育所の廃止を決定したのか、と聞くと「耐震化するための補助金が民間園には沢山出るが公立にはわずかしか出ない。耐震化を急ぐために廃止・民営化」という答え。

しかし、羽衣保育所の廃止・民営化は現在の園舎を耐震基準をクリアしているものまで全て取り壊して新しい園舎を建てるため、東羽衣駅北側(イケチューのウラあたり)の土地開発公社の土地にプレハブの仮園舎を建てます。その費用が約8500万円。(取り壊しは民営化先の法人が行うそうです。)

こんなことにお金を使わず、公立のまま耐震化したら約1億1500万円。差は3000万円です。

子どもや保護者の受ける影響の大きさを考えると、この3000万円は無駄なお金ではないはず。また、公立保育所が高石市に綾園保育所1園だけになってしまうと、市民の財産である、経験豊かな保育士による保育が一部でしか受けられなくなります。

お金がない、というならともかく、昨日も書いたとおり、23年度は税収が法人市民税だけで見込みより4億8000万円多かったので、財政調整基金に入れる、という案が承認されました。財政調整基金というのは家庭で言う貯金にあたります。貯金するお金があるなら、現在そして未来の子どもたちのために使って欲しい、と願います。

この予算案には他に幼稚園の耐震化の為の費用なども計上されていたため、全面的に反対は出来ませんでした。なので、共産党さんと相談し、羽衣保育所廃止・民営化のための予算だけを削った修正案を動議として出しましたが、否決されてしまいました。

このような保育所廃止・民営化の方法は、あまりにも酷い。今までの民営化の中でも特に酷いやり方です。阪口市長は高石市をブランド化して人を呼び寄せたい、と色々お金を使うようですが、一番人を呼べる子育て部門を踏みにじっておいて、人口を増やそう、というのは間違っている、と思います。

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