大阪府学力検査

毎月一回行われる教育委員会定例会を、ここのところ欠かさず傍聴しています。

先日の定例会では、私が傍聴を始めてから初の“継続審議”になった議案があります。それは「平成24年度大阪府学力・学習状況調査」に参加するかどうか、という議案です。

その理由は、平成24年度から新たに『学校別の成績を公表する』ということが実施要領に加わったからです。

私は、とんでもないことだと思います。

学校は学力を伸ばすことだけを目標にする場所ではありません。良くも悪くも様々な、豊かな人間関係を築き、人と人とのつながりの中で、社会での自分のありようを学ぶ場所です。もっと言うと、学力を伸ばすことは、よりよく社会を生きるための手段のひとつに過ぎないのです。運動でも音楽でも絵画でも書道でも、学力検査では測れないものも多くあります。真面目にこつこつと取り組む姿勢や、人にやさしくできる個性など、社会で生きるうえでは学力よりも大切な力も測れません。

一面的な「学力」という物差しでのみ学校を現すことは、誰にとっても良い結果を生みません。教育に携わる方なら…教育委員の方々なら、このことは理解していただけるでしょう。

近々、臨時の教育委員会が開催され、この結論が出されるようです。傍聴できますので、関心のある方々は是非ご一緒に。日時が決まりましたらこのブログでお知らせいたします。

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