小中一貫校

福岡県への視察の二日目(10月18日)は、八女市にある「上陽北?(じょうようほくぜい)学園」という市立の小中一貫教育校への視察でした。

小中あわせて9年間の課程を前期(1年~4年)、中期(5年~7年)、後期(8年、9年)に分けて、小学校5年生から定期考査を行い、一部で教科担当者制にしている、ということでした。また、チャイムの時刻を合わせる必要性から、小学校も50分授業をしていらっしゃいました。(普通は45分です。)

文部科学省の教育課程特例校の指定を受け、独自教科である「礼節・ことば科」を設け、教科書も独自で作成し、礼節(たとえば靴は揃えて脱ぐ、など)やことば(敬語の使い方、など)を教えている、ということでした。礼節・ことば科は、通常の国語や保健体育の時間を削減して充当している、という力の入れようです。教科書も前期用・中期用・後期用の3種類がありました。(もちろん無償配布ですが、3冊セットで8000円以上するそうです。)

各学年1クラスずつのこじんまりとした環境で、校区が広いことからスクールバスを用意している、ということです。市内どこからでも通学可能なのですが、他の校区からの通学者は2%とのことでした。礼節やことばにこだわるとともに、学力のアップにも力をいれているということで、結果を云々するにはまだ早い、と仰りながらも、県の平均よりも成績が上位にあることをグラフで示されていました。

また校務分掌も小学校中学校で統一されたそうで、そこの部分のご苦労は並大抵ではなかった、と教頭先生はおっしゃられました。(学校運営は分掌で成り立っている、と言っても過言ではないので、現場の先生方の戸惑いと努力は想像を絶したと思います。)

様々な条件が違いすぎて高石市に今すぐ当てはめることは難しそうです。

ひとつのモデルとして、直にお話を聞けた上に、気になる分野ですので、かなり質問をさせていただき、本当に勉強になりました。

Leave a Reply