7月12日午後8時14分に、議会事務局より自宅へファクシミリが届きました。内容は「南高砂における放射線を帯びた輸出中古車の報告について」でした。この件は翌13日の朝日新聞および毎日新聞の朝刊にも掲載されましたので、ご存知の方もおられるかと思います。詳しくは、7月11日午前10時ごろ、福島県で登録を抹消されアフリカに向けて輸出される予定で、高砂にある輸出事業者の敷地内にあった中古車から5,5μsv/hの放射線量が検出された、というものでした。
私は13日の午前中は教育委員会の定例会を傍聴に行き、それが終わってから危機管理課を訪ね「昨日の中古車の件はどうなっていますか。まだ高石市にあるのですか。」と訊きました。すると、課員の方から返ってきた答えは「・・・何のことですか?」
高石市での危機管理はどうなっているのか、と質していたところ、何故か経済課長が現れ、「これは港湾の問題なので経済課で対応しています。」とのこと。確かに港湾での問題なので経済課も関わっているのは不思議ではないが、危機管理課に情報が行き届いていないのは、大変な問題ではないのか、と申し上げました。高石市役所全体での情報の共有が全くなされていない事実に、それこそ危機を感じました。
当該車両は、7月15日に業者によって引き取られたそうです。高石市としては現地には誰も行ってない、ということで写真などの資料もありませんでした。陸路で搬入されたということで高石市内も通過しただろうと思われます。色々な可能性を考えると、やはり高石市として線量計を準備しておいて頂きたい、と改めて要望し、さらに、危機管理に関わる情報は網羅しておいて頂きたい、ということも併せて要望してきました。
以前に、教育総務課部長が『駐輪場は、こちらでお願いします』と言われ停めていたら教育委員会生涯学習課に『ドコにチャリンコ停めとるんや』と怒鳴られた保護者が居ました。
同じ教育の中でも話は伝わらないんですから。ましてや、市民に怒鳴るんですから素敵ですよね高石市役所役員。
しかし、危機管理課って、何を危機だと思って動くのだろう?と素朴な疑問を思いました。
ちなみに我が家は読売なので知りませんでした。高砂に、そのような物が流通してるのも怖いですが、そんな車だと知ってアフリカの方が買っていたとしたら怖いですね…
利どん様
そのような理不尽な出来事があったんですか?酷い話ですね。
ところで、アフリカへ輸出する条件が、放射能の測定だったのではないでしょうか。なので、相手国の方は「放射能に汚染されていないものを輸出してほしい」と求めておられたんだと推測します。
しかし、教育委員会や危機管理課も含め、高石市の行政全体が何か「心ここにあらず」状態で動いているように感じられてなりません。私の感じ方が間違っているのかも知れませんが。