和泉市役所へ・・・

和泉市議会の議場です

議席の一番前の中央に「質問席」がありました。高石市議会にはありません。左奥がインターネット中継をするためのブースです。ここで職員さんが、画面や音声の切り替えを行います。後ろは傍聴席です。その上に見えるのは、時計と、質問の残時間を表示するものです。

本日は、和泉市へ視察に行かせて頂きました。
議会事務局の方が色々と説明して下さいました。和泉市議会議員の小林昌子さんも同席下さいました。
和泉市議会もインターネットでの中継を平成21年9月より行っています。きっかけは、議会改革(議員定数削減)を求める市民からの要望だったそうです。その声を受け、平成18年4月に議会改革検討委員会を発足。議員定数の削減については意見の分かれるなか、平成20年3月に賛否両論の意見が交わされたのち、2名削減が可決されたそうです。
平成20年9月に議員改選。そののち、映像配信の協議がなされ、平成21年2月には映像配信が決定。財源には、2名の定員減の財政効果分、1200万円×2名=2400万円を使っての実施であった、というご説明でした。
経費は、機器の5年間リース契約で、1年当たり126万。映像配信運用で、1年当たり139万7550円。年間合計265万7550円となり、1ヶ月あたりに直すと、22万1462円ということになります。
和泉市は人口が約18万7千人です。その中で、ライブ中継を視聴した件数は、導入したての21年9月で1日平均2,260件だったそうです。そのうち1/3は和泉市役所内からのアクセスで、自席での進捗状況の把握のための視聴だったようです。これにより、業務が効率化された、ということでした。
議場入口には資料が。

議場の入口には、議員に配布したのと同じ資料が置かれています。議案は貸し出し用に5部用意され、議員の質問の要旨などは配布されるそうです。泉大津市でも泉南市でも実施されていますが、高石市では実施されていません。

議場の入口には資料貸し出し及び配布用のボックスがありました。高石市は「日程表」という紙が一枚配られるだけですが、視察に行った3市はいずれも、議案の貸し出しと、議員の質問要旨一覧等の配布がありました。そもそも高石市には「議員の質問要旨一覧」がありません。。。というと、驚かれます。さらに、和泉市でも委員会は同室で傍聴可。予算と決算の委員会は本会議場で行われるため、傍聴も勿論ですが、インターネット中継も行われています。

ここでも「高石市では委員会はロビーでの音声傍聴です。」と言うと驚かれました。・・・驚かれることに慣れてしまいました^_^;
議会だよりも、議員名を明示の上、一般質問の要旨と行政側の答弁が掲載されています。議員名の明示は、インターネット中継の実施と併せて実施されたということでした。これは議員が内容を書き、行政とすり合わせ、掲載します。全8ページです。インターネット中継をあまり視聴しない方々にとっては、議会だよりが情報源です。高石市も、中身の充実を図らなければならない、と改めて感じました。
7月21日には市民派議員の交流会が高槻市で行われます。そこで議会だよりの比較検討をする、ということで、昨日、高石の議会だよりを送付しました。私は自分を「市民派」と形容したことがないことは、以前にも触れたとおりです。議員が市民派でなければ何派だというのか、と思うからです。しかし、他の市町村の議員さんと交流し、勉強することはとても大切だと考えています。21日は午前中は高石市で墓地議会が開かれるため、午後から参加してきます。
内容については、またご報告いたします。

4 Comments to "和泉市役所へ・・・"

  1. 堀河 和夫's Gravatar 堀河 和夫
    2011年7月8日 - 5:14 PM | Permalink

    ご苦労様です。和泉市265万円/年。泉南市初期投資627万円、ランニングコスト100万円/年。泉大津市初期投資4万円弱ランニングコストほぼ0円。という結果ですか?いろいろな機材のグレード,配信の質,運営する職員のスキル等に大きな差があるのでしょうね。まぁ、高石市の財政等を勘案するとやはり泉大津市の真似が一番でしょうね。ただし、高石市職員の中から優秀なスキルを持った人を見つける必要がありますね。

  2. Mac's Gravatar Mac
    2011年7月17日 - 2:51 PM | Permalink

    ほかでも良く聞く話ですが、「高石市の常識は、ほかの市町村では非常識」なんですかね?

    議事録のネット公開も他市よりも遅れたし、ほとんど意味のない「議会だより」、未だに実現しない委員会の同室傍聴、インターネット中継…etc. 

    議場の構造も、傍聴席の位置が高く(階が違う)、肝心の議員の姿が見えません。このブログの写真で見ると、和泉市の議場は議員席の後方にあって、議員と同じ目線の高さで理事者側と対面する形になります。質問席というのもいいですが、これはネット中継の対応もあってこうなったのでしょうか(フリップなどを掲示するため?)。

    今の財政状況では難しいかもしれませんが、議場を有効活用するためのこんな施工例を見つけましたので紹介します。

    http://www.kotobuki-seating.co.jp/solution/theater/case2.html

    この中の事例に東京の千代田区役所のものがありますが、こんなレイアウトだったら今の高石の構造でも見やすいかもしれませんね。

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